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痛みは記憶する

2018.11.21

痛みを覚えてしまうことがあるか


あります


どこで


脊髄後角(視床より上位の脳でも)で


1980年代に脊髄で痛みの電気信号を伝えやすくしてしまう仕組みがあることが証明されました


一般的な記憶である脳の海馬が担当するような記憶も繰り返すことで しっかりとした記憶になります(長期保存)


これが痛みの信号伝達にもあてはまる


痛みを繰り返し感じることで しっかりと信号伝達されやすくなる


ではその対処は?


海馬に保持された記憶も 思い出さずにある程度の期間を過ぎれば 記憶もあやふやに


セピア色の記憶になり やがて忘れる


痛みも感じる機会が減れば 忘れていく


そのきっかけを作るのが 治療であり お薬であり 注射ですね


お薬や注射は一時しのぎと思われていた頃もありますが


痛みの記憶が証明されてからは 忘れることが大切な治療戦略に変わりました


特に炎症が存在しないにもかかわらず痛みを訴える 慢性痛の方は


この痛みの忘却作戦が効を奏することがおおいのです


そのため慢性痛に特化した心理療法も発展しています


まずは しっかりと痛みの生じる仕組みを知ってもらう認知療法や


痛みの感覚から一定のある種の距離感をとるマインドフルネス


痛みの感覚があっても動作を行なっていく行動療法


などが効果的とするエビデンスが得られています


慢性痛には抗うつ剤が著効を示すことも


一番痛みを覚えやすいのは


その痛みに破壊的な不安感があるときです


そうした場合 痛みを強く 長く 広範囲に 感じやすくなってしまいます


でも同時に


そうして出来た慢性痛的な痛みに対しても


適応する鎮痛システムを身体は供えていることも知ってもらいたいものです

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